2018年度(第31回)社会福祉士国家試験解説 第1問 エリクソンの発達課題
問題1 次の年齢のうち,エリクソン(Erikson, E.)の発達段階に関する理論にいう「アイデンティティ」が発達課題となる年齢として,最も適切なものを1 つ選びなさい。
1 3 歳
2 7 歳
3 15 歳
4 30 歳
5 50 歳
引用元: 第31回(平成30年度)社会福祉士国家試験 試験問題
エリクソンについては、保育士試験で頻出です。具体的には、「保育の心理学」カテゴリーを勉強するときに避けて通れない人物ですね。もちろん、公認心理師試験でも問われますが、より突っ込んだ内容を問われます。
エリクソンは人間の一生を8つの段階(発達時期)に分けた
さて、問題のアイデンティティですが社会科で習ったことがある方も多いのでは無いでしょうか。自己同一性などと言いますが、自分とは何者なのか・・・というような心理を表しています。そのような心理状態、悩む時期と言えばいつでしょうか?
やはり、多感な時期ではないでしょうか。そう考えると答えは自明かと思います。正当は3の15歳です。
アイデンティティという概念を学校で習った時期は?→中・高のころかな、と覚えるとわかりやすいでしょうか。