2018年度(第31回)社会福祉士国家試験過去問解説 第128問 杖歩行(三動作歩行)

問題128 右片麻痺者が杖歩行(三動作歩行)をする場合の 杖と足を動かす順番に関する次の記述のうち,正しいものを1 つ選びなさい。


1 平地を歩くときは, 杖 →左足→右足の順である。
2 段差を越すときは,左足→ 杖 →右足の順である。
3 階段を上るときは, 杖 →左足→右足の順である。
4 階段を下りるときは, 杖 →左足→右足の順である。
5 坂道を上るときは,左足→ 杖 →右足の順である。

引用元: 第31回(平成30年度)社会福祉士国家試験 試験問題

杖歩行の問題は、出題しやすい問題?ややこしいので

杖歩行について。これは出題側からすると出題しやすい無いようかと思います。
頭で覚えようとすると、厄介ですし、介助者がどこにいるべきか等々、出題のポイントが複数有るからですね。

この問題でも問われているように、平地、段差超え、階段の昇降等で出す順番が少し違います。
絶対的に共通しているのは、まず最初は杖から出す、と言うことです。
そして、階段を上るときは杖→健側の順番、それ以外は杖→患側です。

実際にやってみるとわかりますが、階段をのぼる時は加重をしっかり健側で支えないと危ないです。ここが逆なので間違えやすいポイントですね。

3 階段を上るときは, 杖 →左足→右足の順である。

ということで、この選択肢が正答です。

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