介護職員こそ、保育士を目指そう!

介護福祉士からのステップアップ! 保育士という選択

私は介護福祉士として、障害分野で介護業務を行っています。現在、4月実施予定の保育士試験に挑戦すべく勉強中です!

保育士のメリット! 放課後等デイサービスで活躍できる!

放課後等デイサービスには、児童指導員・障害分野での実務経験2年以上・保育士のいずれかが求められています。

これまで高齢分野で働いてきた人が、放課後等デイサービスで働くための近道として保育士は有用です。放課後等デイサービスは通常日勤帯での仕事となりますので、夜勤での仕事を望まない方にとってはうってつけの職場といえます。

また、保育士は資格取得が比較的しやすい資格となっています。4大卒者であれば、実務経験不要です。

保育士のメリット 高齢分野では生活相談員として働ける場合も!

愛知県では、特養やデイサービスの生活相談員を、保育士資格でもって行うことが認められています。生活相談員は多くの施設で求められており、給与も一般の介護職員に比べ、高く設定されていることが多いです。また、日勤帯中心の仕事であることがほとんどとなりますので、子育て中の方にもおすすめです。

介護福祉士資格を取るためには実務経験3年と、実務者研修の受講が必要です。一方、保育士に関してはそのような縛りはありませんので、愛知県にお住まいの介護職員の方、おすすめですよ!

介護福祉士は、試験科目の免除もあり!

介護福祉士所持者は3科目免除!

保育士試験は9科目、科目合格性の試験です。一発で全科目合格できれば良いのですが、幾度かのチャレンジで取得する方が多いようです。介護福祉士所持者は、3科目が免除となりますので、それだけ試験に受かりやすくなっています。

中でも、最難関といわれる「社会的養護」が免除になっているのは大きいと思います。他にも「社会福祉」、「児童家庭福祉」といった比較的難易度が高めの科目が免除対象となっているため、極めて有利に試験に取り組みやすいといえます。

子育て経験が活かせる! 試験内容が身近で理解しやすい!

子育て経験がある方にとっては、保育士で問われる内容はとても理解しやすいです。例えば「粉ミルクは菌が繁殖しやすい」ということは、勉強するまでもなくご存知という方も多いのではないでしょうか?保育士としての実務経験が無くてもイメージが付きやすいと思います。

また、高齢者・障害者といった介護と、保育はやはり同じ対人援助職です。人権の尊重や、利用者本位、といった基本的な考え方は共通しています。日常の業務・考え方がそのまま活かせます。

保育の勉強が、介護の仕事にも役に立つ!

保育士の勉強を通して感じることは、日ごろの仕事のふりかえりにもつながるということです。障害者支援の場面でも、理念的な部分はじゅうぶんに活用できますし、今後の仕事の幅も広がっていきます。ぜひ多くの人に試験に挑戦してもらいたいと思います。

全国保育士養成協議会のホームページに試験詳細が掲載されています。今年の第一回目については既に申し込みを締め切っていますので、興味をお持ちいただいた方は秋に向けての対策を始められると丁度よいかと思います。

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