第二回公認心理師国家試験 お疲れ様でした。解答速報で自己採点もしてみました

公認心理師国試 受験された方 お疲れ様でした

2019年8月4日、第二回公認心理師国試が行われました。受験された方、お疲れ様でした。私も受験してきました。

感想ですが、「とにかく午後が難しかった!」というところです。これまで3月の現任者講習からおよそ5ヶ月学習を続けてきましたが、後半はほとんど見たことの無いようなワードが目白押しで、昨年12月追試よりも更に難化が進んだという印象です。

とにかく、生半可な気持ち・準備では特にGルートでからの合格は難しいという感想です。今年も、前年同様に傾斜配点がされるのかどうか?ということも現時点では不明確です。ともかく、9月13日の合格発表を待つしか無いですね。

今は、これまでの苦労をねぎらい、ゆっくり休息するのが良いですね。お疲れ様でした。

解答速報を出しているサイトもありますので、気になる方はチェックしてみてください。ちなみに、私は傾斜なしで85点くらいでした(涙)

解答速報を掲載しているサイト

メディカ出版こころJOBさんが、速報を公開されています。こちらのフォームから、情報を入力することにより、メールで閲覧パスワード等が届く仕組みです。

辰巳法律研究所さんでは、解答再現ということで、解答を入力すると8月13日昼頃、解答を発表するとともに、個人票の作成をしてくれるようです(会場前でチラシを配っていました)。順位や偏差値も見られるそうなので、楽しみ(?)にしています。

試験問題について 福祉分野での現任者から

公認心理師試験を実際に受験してみて思ったのが、「範囲が広いなあ」ということです。特に、社会福祉士や精神保健福祉士の勉強をしたことのある方は「かなり領域がかぶっているな!」と思われた方が多いのでは無いでしょうか?

例えば問153、85歳の独居男性A、介護保険神聖をしておらず認知症の診断もされていないのですが、地域ケア会議でヘルパーを導入決定、その後当人からサービス中止の申し出があったという事例。適切なものを二つ選ぶと言うことですが

  1. 基本チェックリストの再確認
  2. グループホームへの入居の提案
  3. 小規模多機能型居宅サービスの利用
  4. 地域ケア会議での支援方法の再検討
  5. 定期巡回・随時対応型訪問サービスの利用

という問題です。これは、自分にとってはサービス問題でしたね。2,3,5は全て介護保険サービスですね。介護認定も受けていない方ですから、まずは認定をして・・・という流れをとっていくことになりますが、ちょっと性急すぎますね。認知症の診断を受けたわけでもないのにグループホームはないでしょう。すぐに1と4を選べました。

小規模多機能型居宅介護支援(いわゆる小規模多機能)は、介護事業所で就労している人でも、案外その内容を理解している人が少なかったりします。 ちょっとこれは他分野の方には厳しいのではないか・・・と思いました。

公認心理師国家試験の突破には、かなり広範囲な分野の知識が求められているのかな、とあらためて思いました。そして、とにかく連携、チーム医療を重視するような内容が事例として出題されていましたね。

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